[記事訳]ペク・アヨンからレッドベルベッドまで、耳を惑わすこの歌は誰が作った?

ペク・アヨン‘Bittersweet’を手掛けたJYPパブリッシング所属の女性作曲家シム・ウンジとチョンハ:‘Why Don’t You Know’やLadies Code: ‘Rain’を Monotreeと共に手掛けたプロデュースチームオレオについての記事を訳しました。今年の初めに訳した記事(2016年、国内で最もホットな作曲家は誰?)と同じ筆者キム・サンファによる、続編にもあたる記事です。

 

原文はこちら→ http://star.ohmynews.com/NWS_Web/OhmyStar/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002333172&PAGE_CD=PSTAR&CMPT_CD=S5002

 

2017/06/14   by キム・サンファ

 

シム・ウンジオレオ…あなたの耳を楽しませてくれる作曲家たち

昨年、筆者はこのコーナーを通じて2016年の注目に値する作曲家/プロデュースチームを一度に扱ったことがある。(関連記事:2016年、国内で最もホットな作曲家は誰?)

今回、後続編として最近の歌謡界で着実に立場を固めつつある、また別の実力者たちを紹介しようと思う。それぞれなりの独特なカラーでマニア層を広げている第三勢力たちの底力を、共に感じてみてくれることを期待する。

 

[シム・ウンジ]JYPからSMまで全方位の活躍

●作曲家シム・ウンジ 主要参与曲

ペク・アヨン:‘Shouldn’t Have…’‘Bittersweet’、TWICE : ‘Knock Knock’ (歌詞)、Lovelyz : ‘Cameo’、宇宙少女:‘Follow Me’、San E:‘LoveSick’、INFINITE :‘Take Care Of Ending’, ‘Inception’, ‘Mom’、IU: ‘Really Hate You’, J-Min:‘Way Back Home’、Suzi : ‘When It’s Good’(編曲)、F(x) ‘So Into You’

 

音楽界の流れが各種の電子楽器を主とした曲を中心に流れていくのを見ると、音楽的能力だけではなく、PCおよびハードウェアと各種のソフトウェア活用に精通した者が主として有利な環境が造成され、このような変化は音楽人たちに難関として作用している。何人かのシンガーソングライターたちとは違い、国内外で専業作曲家として活動する女性音楽家を探すのはかなり難しい。

そんな中でもシム・ウンジ(JYPパブリッシング所属)は、Kenzie(SM)と共に作詞・作曲・編曲・プロデュースなど多方面にかけての活躍で能力を認められている専業女性作曲家の一人として言及されている。

KenzieがSM所属歌手とだけ作業している反面、シム・ウンジはJYPだけでなくSM、Woollimなど他の事務所所属の歌手たちの音盤にも積極的に参加している点で対照を見せている。

クラシック音楽専攻であるが、当初専門作曲プログラミング(DAW)やシンセサイザープログラミングには門外漢だったため、JYP入社後これらをあとから習ったというほど、専門作曲家としての始まりの過程は既存の作曲家たちと多少の差異が見られる。しかし、しっかりとした音楽的素養を土台に素早くこれらの道具をうまく活用し、自分の能力を育ててきた。

シム・ウンジの名前を知らしめた最初の人気曲はペク・アヨンの2015年のデジタルシングル‘Shouldn’t Have…’だ。最近発表されたペク・アヨンの新曲‘Bitter Sweet’でも変則的なコードを違和感なく、曲の中間ごとに自然に溶け込ませるのに成功し、大衆から良い反応を得た。

シム・ウンジは自分の特技と言えるアコースティックな響きのバラード曲だけでなく、躍動的な電子音を全面に出したノリのいいダンス‐ポップの作業でも卓越した能力を見せている。華やかなシンセサイザー演奏で幕を開ける‘Cameo’(Lovelyz)、ファンキーなリズムを適度に混ぜ込んだ‘Take Care Of Ending’(INFINITE)などの曲はそのよい例だ。

このほかに愛のほろ苦い感じを静かな語調で歌った‘Bittersweet’、片思いの関係を主演とカメオにたとえた話‘Cameo’などを通じて作・編曲だけでなく、作詞家としても並みならぬ感覚をみせたりもした。

一方、今までは共同作詞としてのみ参加した‘Knock Knock’を除いて作曲・編曲家として同じJYP所属グループのTWICEとは大きな縁がないため、何人かの音楽ファンたちは今後TWICEのタイトル曲作業の機会がシム・ウンジに与えられたら、よい結果を得られるのではという小さな望みを口にしたりもする。これは筆者もやはり期待している組み合わせでもある。

 

[オレオ]イギ(イギヨンベ)のまた違うプロデュースチーム

●作曲家オレオ 主要参与曲

Red Velvet:‘Would U’、チョンハ:‘Why Don’t You Know’、Ladies Code: ‘Rain’、UP10TION: ‘White Night’、LOONA 1/3 : ‘Rain51db’、GFriend: ‘ Fall in Love’, ‘Water Flower’、AI: ‘I Wish’,Melodyday:‘Color’

 

“イギヨンベ”という名前を知らないガールグループGFriend(ヨジャチング)の熱心なファンはおそらくいないだろう。イギ+ソ・ヨンベで構成されているこのコンビは‘ガラス玉(Glass Bead)’を始まりとして、‘今日から私たちは(Me Gustas Tu)’, ‘時を駆けて(Rough)’、‘あなた、そして私(NAVILLERA)’, ‘Fingertip’など、一連の歌をヒットさせ、GFriendが一躍頂上の位置に上がるのに大きく貢献した。

現在二人はイギヨンベ以外にも、各自が違った作曲家たちとの協業を平行し創作活動を続けているが、“オレオ”はイギがC-no、キム・ウンたちと手を組んだ、また違った創作集団だ。

昨年中盤から本格的に稼働したため、まだ他の作曲家チームと比べて多くの曲が発表されてはいないが、少しずつ口コミを通じて音楽ファンたちからいい評価を受けている。

GFriendの収録曲である‘ Fall in Love’, ‘Water Flower’では、イギヨンベの名前で発表された作品のように軽快なダンスポップを見せたが、そのほかの作業ではこれとは対照をなす曲たちで変化を図った。

昨年、ファンヒョン(Monotree)との協業‘The Rain’(Ladies’ Code)では、電子サウンドだけでも古風な感じをもたらすことができるのを見せてくれた。また、ボーイグループUP10TIONの‘White Night’では、トラップビートを基盤に男性美溢れる躍動的なサウンドをつくりだした。

今年に入りオレオの作品はさらに多彩な構成で音楽ファンたちに近づいている。SMのシリーズシングル<SM STATION>シーズン2の始まりを知らせた‘Would U’(外国作曲家共作)では、ぽんぽんと跳ねるRed Velvetの既存のイメージとは対比されるしっとりとした感性を描き人気を得た。

少し前に公開されたI.O.I出身チョンハの‘Why Don’t You Know’では最近脚光を浴びているトロピカルジャンルの音楽に仕立て、ソロデビューを成功裡に導いたりもした。

このほかに‘Rain51db’(LOONA1/3)では過去1990年代後半のチョ・キュチャンとキム・ヒョンチョルの音楽を連想させる高級感のあるポップミュージックで既存のガールグループとの差別化を図った。

 

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今年の初めにアップした記事訳(2016年、国内で最もホットな作曲家は誰?)は、このブログの中でもベスト5に入るくらいの人気記事で、今でも検索経由などでよく読まれている記事です。アイドルのカムバック情報で、とりあげられている作家の名前が出た日にPVがアップしたりもします。

シム・ウンジは前にMonotreeのインタビューを訳した10 asiaの作曲家インタビューシリーズに2015年のインタビューが掲載されています(韓国語)。ちょうど上の記事にあるペク・アヨンの‘Shouldn’t Have…’が音源チャート一位になったころのものです。このシリーズに掲載されている中でも唯一女性だったこともあり印象に残っています。インタビューによると、延世大学の先輩でもあるJYPパク・チニョンにデモCDを渡したことがきっかけでJYPに入り、実際の仕事はほとんどすべてパク・チニョンから学んだようです。

女性作曲家は確かに余り名前は聞かないですが、他にもA-pinkの‘Mr.Chu’や最近だとDreamcatcherの新曲を手掛け日本の大学で作曲を勉強したというSEIONなども話題になっていますし、海外のプロデュースチームなどにもいますし、これから増えていくのかな、とも思います。

オレオについては、前のイギヨンベの記事でも触れているのですが、そのあと最近のチョンハの‘Why Don’t You Know’がタイトル曲でインパクトあった感じがします。ちなみにyoutubeのページに各曲のクリエイターの説明から詳しいクレジットまで書いてあって、マニアのツボを突いています。他のKポアイドルにも見習ってほしいです笑。てか、チョンハはアイドルよりアーティスト路線だからなのかな。そういうところに反応する層も狙っているのかもしれません。今後も曲に力をいれていきそうで楽しみです。チョンハの話になってしまいましたが…笑。

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