[記事訳] “SM のMVに反感”ミン・ヒジン本部長が明かしたビジュアル・ディレクティング

K-POPの域を超えた(と個人的には思っている)洗練度でK-POPを牽引するSMエンタテインメントのビジュアルアートディレクター、ミン・ヒジンの講演レポート記事を訳してみました。先日のMAMA(M-net  Asian Music Awards)でもベストビジュアル&アートディレクターを受賞していましたね。

原文はこちら ”SM 뮤비에 반감” 민희진 본부장이 밝힌 비주얼 디렉팅 http://m.mydaily.co.kr/new/read.php?newsid=201611301712511136

11月30日午後、ソウル上岩洞ヌリクムスクエアにて第4次コンテンツインサイトが開かれた。この日のセミナーにはSMエンタテインメントのミン・ヒジン本部長が講演者として参加した。この日、ミン本部長は「SM入社前は大衆文化にとりたてて興味はなかった。とはいってもマニアックなものを追っていたわけはなく、自分が好きなスタイルが確固としてあった。」と話し始めた。

次いで、「そんなスタイルを仕事に反映させようと考えたわけではなかったが、多くの人たちが見て楽しんでいることに自分の影響力や意見が入ったら、面白いのではと思った。単純で純粋な接近だった。ただプロジェクト一つ一つを自分が気に入るように努力した。」と、SM入社の背景を明かした。

ミン本部長の代表作は間違いなくガールグループf(x)だと言えよう。ミン本部長は実製作費500万ウォン(約50万円)を持って映画専攻の実弟と“Pink Tape”を制作した。

ミン本部長は「並外れた完成度があったとか、技法が素晴らしかったのではなく、テクニック的にみてもとても地味だ。私が見せたかったのはそういうものだ。すごさで人々が好むものではない。ただ、その当時にf(x)のイメージの基準を作ってあげたかった。」と、「何をすればおもしろいだろうか、作為的ではないだろうか、ということについて悩んだ。特にこれをSMでやったら、さらにいいのではないか、会社にも役立つのではないかという素朴な願いから始めた。」と説明した。

昨年8月、ソルリが脱退した後に出たf(x)のアルバム“4WALLS”はミン本部長にも難しい過程だった。

彼女は「ソルリが脱退して4人組に改編しなければならなかったが、イメージメイキングをする私にとっては耐え難く、困難だった。ビジュアルメンバーが抜けたので、そのカバーもしなければならなかった。全体的にはビジュアルよりもグループがしっかりして見えなければならないという課題もあった。どうすればプロモーションを面白くすることができるか悩んだ。」と、打ち明けた。

「会社(SM)のミュージックビデオに対して反感があった。」というミン本部長は「個人的に変わったらいいだろうという思いがあった。それを変えるため、フリーランサーではなく組織にいたというわけだ。」と話した。

「特に韓国のアイドル市場でクリエイティブなことをするのは相当に制約が多い。」と付け加え、苦心を吐露したりもした。

一方、ミン本部長はSM総括ビジュアルアートディレクターとして、マイナーな感性をShinee、f(x)、EXO、NCT等、多様な所属アーティストのコンテンツに溶け込ませ、大衆的にヒットさせた成功事例を持っている。

[my daily チョン・ウォン記者]

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個人的にはSMのビジュアルメイキングはK-POPの域にとどまらない洗練度があると思っているので、かなり自由にやっているのかと思いきや、制約が多い、というのは意外でした。具体的な制約の中身はこのレポートからはわかりませんが、でも、その制約こそがアイドルのビジュアルや表現力を最大限に活かしたSMクオリティに至らせているのかな、という思いもします。

 

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